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観賞魚の診療所

観賞魚や金魚の病気について、ご参考にしてください。

 

転覆病

症状
その病名が示す通り金魚がひっくり返る病気です。リュウキンやオランダシシガシラのような丸い体型をした金魚によくみられます。他の病気と異なり転覆病になった金魚はエサも食べますし、すぐに死んでしまうことはありません。また他の魚に伝染することもありません。

原因
転覆病は、金魚の浮き袋の異常により発生すると考えられてきました。つまり金魚は浮き袋を2個持っていますがその内1個がなんらかの原因により収縮することにより金魚は平衡を保てなくなり転覆すると言われてきました。しかし、転覆病になった金魚のレントゲン写真を見てみると、正常な浮き袋を持っているものでも転覆することがわかり、浮き袋の異常が本病の直接的な原因ではないことが示唆されました。最近の研究では、金魚の脊椎の中の平衡感覚に関係する神経が支障をきたし、これが原因で金魚が転覆すると考えられています。
対策
転覆病の完全な治療法はありません。しかしこの病気は水温が低下する冬によく見られることから、水温をゆっくりと25℃前後まで上昇させると、転覆して間もない金魚に限っては治ることが知られています。またこのときに食塩を0.2−0.3%(水100Lに対して食塩200−300g)程度添加し、細菌の二次感染を防ぐためグリーンFゴールドを投薬すると効果的です。

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グッピー病

症状
病魚の共通的な外見的症状は、尾鰭に張りが無く水面を立ち泳ぎします。また、多くの病魚に尾ぐされ症状が確認されます。また、内部的には肝臓の白化、脾臓の肥大・心臓の萎縮などが挙げられます。この病気は、グッピーにだけ見られるので、グッピー病と呼ばれています。また、病魚は極度の貧血状態に陥り、そのため、各臓器に酸素が供給されないため、死に至ると考えられています。
グッピー病の病魚
原因
本病気の原因については、現在のところはっきりと解明されていません。
対策
今のところ有効な治療方法はありませんが、水温を20−22℃に下げて飼育すると病気の進行と死亡率が下がることが知られています。

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