抗酸菌症(非結核性抗酸菌)
症状
群れから離れて動かない、ピンヘッド、背こけ、やせ症状
鰾前室の膨満、鰾の白濁肥厚、肝臓・腎臓・脾臓に病変、エラの棍棒化
原因
マイコバクテリウム属(Mycobacterium)の細菌が原因です。水温が20℃以下になる秋~春に発生しやすい病気です。
ニシキゴイに限らず海水から淡水域のあらゆる魚種で感染が報告されています。
人へ感染することも知られている細菌です。この病気に限らず手に傷や手荒れがある状態で魚に触れたり、水槽メンテナンスをすることは止めてください。
対策
現在有効な観賞魚治療薬はありません。
昇温治療(30℃)が有効とされています。