たいせつな観賞魚の病気を知る・薬品をさがす。

ギロダクチルス症・
ダクチロギルス症

症状

外観症状を示さないことがあります。大量寄生時には、ゆるやかにふらふらと泳ぐ(緩慢遊泳)、水面に集まる、エラ蓋が開いている、ヒレを閉じる、ヒレが白く濁る、粘液の過剰分泌などの症状がみられることがあります。
大量寄生された魚は衰弱し、呼吸困難などでポツポツと死亡して行きます。

  • その他ハダムシの寄生事例

原因

ギロダクチルス、ダクチロギルスと呼ばれる寄生虫が原因です。ギロダクチルスは体表、エラ、ヒレと全体的に寄生します。
ダクチロギルスは主にエラに寄生します。どちらも周年で寄生がみられますが、特にダクチロギルスは25℃以上を好むので高水温期に流行します。

  • ギロダクチルス
  • ギロダクチルス
  • ギロダクチルス
  • ダクチロギルス
  • ダクチロギルス
  • ダクチロギルス

対策

淡水種の場合、高い濃度での短時間塩水浴も有効とされていますが、魚への負荷が大きく稚魚などは危険なのであまりおすすめはしません。

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